東京新聞が、自民党の石破茂幹事長がインターネットのブログに、デモをテロと同一視との掲載をしたこと、現実にスゴイうねりのデモが発生したこともあり掲載したと思われる記事。
一部引用
六日深夜の特定秘密保護法成立から一夜明けた七日午前、東京都渋谷区の代々木公園から渋谷・原宿を巡るデモが行われ、集まった人たちは「口まではふさがせない」と決意新たに声を上げた。どさくさに紛れるように六日には、民意をくみ取って決まったはずの「原発ゼロ」の政府方針も覆された。市民らは怒りの声を上げ、「主権者は私たち」「新しい戦いの始まり」と、前を向いた。
代々木公園のデモに参加した一人、特定秘密保護法の成立を国会正門前で知った。「こんなに多くの人たちが立ち上がり、反対の声を上げているのに。悔しくて国会に向かって泣きました。やっぱり選挙が大事なんだって、思い知らされました」
別の方「情報を秘密にして、国民の耳や目はふさいでも、口をふさぐことはできない」。民意を一票で示すため「正しい情報で、正しく投票しよう」とデモで呼び掛けた。
「法の施行に向けて、これからどういう手続きを取っていくのか。その透明性は絶対に必要」と訴えた人。六日深夜は国会正門前で、大勢の人たちとともに反対の声を上げた。「これだけ反対する国民がいるのに、パブリックコメントとか民意をくみ取る仕組みが形骸化している。あきらめずにウオッチしていく」と決意を語った。
この日のデモはドイツやフランスのように気軽に参加できる「楽しいデモ」がテーマで、サンタクロースのコスプレや着ぐるみ姿の行列、レゲエ音楽の演奏も。
「デモに参加するのは市民運動家というイメージがあり、一般市民は入りにくい」とし、民意を示すデモの在り方にも変化が必要と話す参加者も。自民党の石破茂幹事長がインターネットのブログに、デモをテロと同一視するような書き込みをしたことも意識して、「デモは非暴力の市民の民意のひとつ。他力ではなく自力で民意を示すうねりを広げたい」と語った。
引用の部分が長かったですが、デモのあり方について、なかなかいい指摘の記事と思います。型にはまったデモンストレーションから、意思表示を楽しく行う、悲壮感を表すのではなく、民意を明るく訴えるということかも。
どのようなスタイルでも、訴えられるサイドからすれば先ずはデモの大きさとまとまりではないかと思います。
ただ、現状はおごれる自公にデモを受け入れる判断能力があるのかどうか?選挙で痛い目に遭遇しないことにはムツカシのでは?
飛ぶ鳥落とす勢いの日本維新も地元大阪で敗北を続けています。民意は、国政ばかりでなくても、小さな選挙でも表すことができます。
蛇足
経済産業省は6日、原発は「エネルギー需給構造の安定性を支える重要なベース電源」との一文を盛り込んだエネルギー基本計画の3次改訂案をウェブサイト上で発表した。民主党政権は「2030年代にゼロ」との目標を設定したが、依存度を「可能な限り低減させる」との方針に改め、原発の重要性を再認識する方向にかじを切った。
この様に、コロコロと変わる政策。
次期総選挙では、改めて『特定秘密法案廃棄、原発即時停止、武力拮抗から助け合い平和、真の民主主義国家』目指したいです。
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