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不可解な排水機の稼働時間

昨日、飯尾川の水を吉野川に押し出す排水機の稼働状況を調査してきました。毎秒5トンの排水機が4機と、毎秒10トンの排水機が2機で、全機が稼働すれば毎秒40トンの排水を行うことができます。吉野川市役所1Fでは、この排水機がパネルで紹介されていました。絵に描いた餅なのか、本当に40トン排水するのか実際の運用実績を知りたかったところです。

データを管理されている事務所に行くと詳細を教えて頂くことができました。『一定以上の水位となれば稼働開始される』『一定以下となれば停止する(故障を起こす可能性がある)』とのことで、長時間稼働しているケースもありましたが、全機が同時に稼働したケースはなさそうでした。(追記、毎秒5トンの排水機が稼働したからといって実際の排水量のデータではなく、稼働したデータであるとの事です)

どのように考えても、『飯尾川が氾濫するために5トン4機に加えて10トン2機を設置したと考えるべきでしょうが、全機が稼働する実態がなく、一方では飯尾川が氾濫し被害を軽減するには至っていません。どう考えたらいいのでしょうか?近い将来全機が稼働され、飯尾川の氾濫は軽減されるのでしょうか?何を目的に設置したのか疑問が出ます。写真は、吉野川市役所で掲載されていました。

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