12月2日、市民の要望の一つであるタイトルの『飯尾川氾濫の主たる原因解消』をと、12月議会代表質問で取り上げました。市議会では年に何度かは質問を続けてきた『吉野川市最大の避けては通れない最大の負の課題』です。議員の中には『人災ではないか』と、追及してきたほどの案件です。
新市長になったこともあり、この度代表質問で取り上げたものです。機を一に新聞報道でも取り上げられましたので、一部掲載させていただきます。
そもそも堰は、『自然の力で水位を上げて、そこから農業用水を取水する』という、一般的な構造物。しかし、今日ではゲリラ豪雨が日常となり、予想を超える水量で飯尾川のあちこちで氾濫が発生している現状です。
そこで県は、堰を撤去し電力を使いポンプアップで取水することを提案したものの、今度は下流域より『飲料水である地下水に影響が出ないか』との不安がおこり、現在吉野川市は『動向を見守る』となっています。
新市長にぶつけた質問は『吉野川市民の悲願であり、しかしながら今日までも解決しない案件だが、市民からすれば改善に向けた動きの見えない状態から、何らかのアクションに期待するのは当然、市長自らの決意の一端を聞きたい』、これに対して新市長は明快に『麻名用水堰撤去問題は年数もだいぶん経過しており、非常に難しい状態になっているが、被害を受けている本市としては国や県と連携を密にし、年度内に直接要望したい。流域の市民の方々の安心安全を目指す』との答弁となりました。市長自ら期限を切った答弁に驚き『年度内に直接要望していただけることに期待する』と、締めさせていただきました。
質問を終えた後、同僚議員より『市長がやってくれるのだから、我々建設委員会としても現地調査せんか』との話題が持ち上がりました。
12月の議会だよりには、この質問を書かせていただきました。議会だよりが届きましたらご一読を
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