熱気あふれる演説会は、司会、応援弁士、候補者と1時間にも及びましたが、不思議と30分もたっていないのではと思わせるような雰囲気でした。
特に考えさせられたことは、『年金支給が危機的であるなら、国会で意見を出し合って出口を探せばいい。相撲で言うと、土俵の上でやればいい』『現状は、横綱が土俵にいて、十両やそれより弱い力士を相手にしている』『これでは関心もなくなる』と。しかし、選挙戦では声を大にして、明快な主張ができる。選挙には敗れても、正しい声は採用されている現実がある。非正規労働者と、正規労働者の同一労働同一賃金は、改善に道が開けつつあると。
また、候補者本人は『年金だけでは2000万円不足するという。到底今更作れない。それより2000万円無くても安心して暮らせる政治をしましょう。2000万円貯めるより清き一票』との訴え。
『生活はゆでガエルのように沸騰している。もう爆発するしかないところまで生活は追い込まれている。一人一人が立ち上げる時であると応援弁士。
有権者は、選挙が終わればまた一度は元の生活に戻る。もとのまままた数年過ごすのか、国会の場で自分の生活が問題にされるのか。問われているのは候補者の当落ではなく自分はどう考えるのかではないのだろうか。
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