空き家対策、再活用と倒壊での視察
高齢化と過疎に悩むエリアでは共通点の多い視察となった。市民からの相談が、すべて米子市と共通する内容で学ぶことのおおい研修となった。
『空き家の発生を予防するための啓発事業』を、司法書士会に依頼しているという。空き家は、子育てが終わり、夫婦での生活。いずれは一人暮らしから、介護施設などでの生活となる。この一般的な空き家発生のどこを予防するのか理解に苦しんだ。
説明によると、『生前相続や贈与』制度を活用するという。空き家となった場合、子どもの中でリーダー的な人や、後継となると公言する人がいれば、空き家の発生はない。従って、なるほどと思う説明だった。
アンテナ倒壊や樹木の影響など、さまざま空き家の弊害は当市も同じ。私有財産との整合性があり、手が出せない現状であるため、手が出せる条例を検討しているという。是非、当市も追随できればと思う。
危険家屋の代執行を実行
詳細の説明をしていただいた。『言うは易し・・・』であり、たった納屋一つにこれだけの対策が必要なのかと思い知らされた。成果として、『マスコミでも取り上げて頂いた。本気でやるんだという米子市の構えを周知できた』とのことでした。
解体の業者契約金190万円。職員の参加延べ60人以上。代執行宣言から終了宣言までの記録。職員の心意気が伝わってくる説明でした。
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