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年賀葉書の自爆実態その②

年賀葉書を余分に販売することの価値はいかほどあるのでしょう。

年賀状が元旦に配達される枚数。ネット検索では19億枚とあります。販売される枚数は35億9千万枚。10億枚以上は、年賀状としては使用されず、切手などに交換された後は、無効処理がされて紙の再利用となります。

さて、この10億枚の500億円を見てみましょう。確かに、金券ショップに持ち込まれたとしても、職員の誰かは自爆負担して50円を払い込みますから、会社は確実に500億円を手にできます。

しかしながら、この葉書、いずれは切手に交換され、郵便物の送料としてお金の代わりに使われます。従って、儲けは50億円となります。この50億円の(10億枚分)費用には、当選切手交付があり、葉書の印刷代金もかかります。実質の儲けは20億円程度となります。500億円の売り上げで、儲けは多く見積もって20億円です。

結論は、毎年500億円で20億円を手にするのか。一年だけ20億円を放棄して、翌年からは粉飾決算をすることなく、別の商品販売に力を入れるのかです。必然的な自爆の強要(手法は別として強要以外のなにものでもありません)からの脱出を計るのかです。

労働組合もが経営に首をつっこみ、この事を追求しない現在、相当有能で地位のある経営者が動かないことには改善は見込めないでしょう。

若しくは、株式上場と同時に『粉飾決算』疑惑が持ちだされる場合もあるでしょうが、年賀状を売り歩くと『一枚いくらですか』『50円です』『それなら金券ショップで40円のを買います』『それなら内緒で40円にしときます』この苦労を相当有能で地位のある経営者はご存じなのでしょうか???

私のブログをご覧頂いています皆様は、自爆などされていないと思います。コンプライアンスハンドブックを改めて読み返し、年賀状として使用されるであろう25億枚の正常年賀販売(金券ショップでの販売も含む)に努力するべきです。

余談ですが、昨年大きな郵便局での出来事、郵便局の取引先が大量の年賀葉書を購入してくれました。この枚数は、職員の努力に応じた配分枚数となりました。販売目標8000枚で、6000枚配分されたかたもおいでとか。この方、自分のお客さん8000枚と配分6000枚で14000枚の取り扱いかと思いきや、販売枚数は8000枚。本年は、一昨年の6000枚購入のお客さんに購入して頂くのでしょうが、非現実的な営業と考えられます。

くれぐれも自爆はされませんように。また、新しい情報をお待ちいたします。

なお、このブログへの返信は、当方で読ませて頂いた後、掲載を決めますので、掲載不可の方は、その旨一言お願いいたします。

関係者の皆様は是非、感想も含めたご意見を(a51-sibusibu@ma.pikara.ne.jp)頂けますように。

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