民主主義と多数決
多数決が民主主義だなどと、時たま力説を頂くことがある。論争することではないにしても、最近の労働現場は、多数決と力がセットになって、民主主義など飛んでしまっている気がする。このことを現場に当てはめて考えているとき、ボクシングの『奈良ルール』が問題になっているようで『ダウンのシーン』が放映されても、ダウンした選手の手が上がる(勝利)ところが映し出されている。そこに、今朝の朝刊では『私立医大、女子受験生を一律減点』と、報じるニュースが一面トップにあった。
官僚の改ざんや、私利私欲はもう免疫が出てくきいるかに近いが、どれもこれも、多数決の力と民主主義のところが別れのように見える。
そして、どちらが勝利するかは『民意ではなくマスコミ』ともいえそう。ある市議会が、小さなマスコミを適当にあしらって、多くの市議会議員が辞職に追い込まれたことがあったが、『社会正義』などという文言は死語か?と言いたくなる。
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