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子供を迎えに来る東電の家族

子供を迎えに来る東電の家族

何故か、子供を連れて帰る母親。『メルトダウン』のことを言わず、我が子だけが避難の途についたことを知らされたのは後日のことだった。

原発建設時から闘っていた、反原発、脱原発の活動家の奥さんより、原発事故を知らされて、あちこち電話連絡しながらも我が子を迎えにいった時の、出来事だった。

補助電源も、地下水くみ上げポンプも、津波などを想定したものではなく、アメリカのハリケーン(台風、防風など)をクリアすればいいというレベルであった。このことを『危険だ』と、グループが申し入れしても相手にされることはなかったという。

冷却機能を失った、原発は、温度が急上昇し、早期に知ることのできた、社員がとった行動は、パニックを避けて、我が子のみを優先したことになる。(勿論、すぐさま福島を立ち去ったことでしょう)

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