先日、東京に行ってきました。ブログで『東京駅』掲載しました。
東京では、全国ネットのブラック企業がどうなっているのか突き合わせる時間もとられ真新しい話題を聞くことができました。徳島に向けてはセクハラ、パワハラ裁判の現状が質問され、わかる範囲で説明しました。
時給が最高で1010円程度の非正規雇用。年末に時給1500円で大量に同業者に引き抜かれたという報告がありました。
さて、タイトルに戻りますが、『改革』となるとなんだか期待もしたくなりますが、確信は労働基準法20条の裁判で、非正規労働者の雇用労働条件が、業務内容が同じ正社員との格差がひどすぎるという主張を裁判所が認めたことにあります。(高裁となっています)ここを取り繕うのが、働き方改革のようです。
同一労働同一賃金=労働によって同じ付加価値をもたらす場合は、同じ賃金を支払うべきだということ。総理自らがこの文言を使っています。しかし、期待する人はいないのでは?欧米並みに、せめて正規労働者の8割まで引き上げるべきだという声も少なくないようです。
一億総活躍社会の実現に向けて
労働人口減少に対して、出生率の上昇や高齢者の就労
労働生産性の向上
長時間労働の是正
非正規と正社員の格差解消
などと、働き方改革で言われているようですが、そもそも労働運動の低迷の中で、浮いたような労働現場が出来上がるとは考えにくい。ただ、労働組合が提起すれば大きく変わる、実現できるのかもしれない。
長時間労働や労働者間のトラブルなど、労働組合も考えるべきと思う。
このようなことを考える機会となりました。
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