参考までに掲載します
ついに23日に衆参で蓮池氏の証人喚問を行うところまで発展した。
面白くなってきた。
このままでは、安倍政権と野党共闘のどちらかが、致命的打撃を受けざるを得ない状況になった。すなわち安倍政権はこのまま無傷で逃げ切る事はできなくなった。他方で、逆に野党共闘がここで安倍首相を解散・総選挙に追い込む事が出来なければ、今度は野党共闘は、安倍首相の反撃と国民の失望という二正面攻撃に返り討ちに合って、壊滅の危機に見舞われる事になる。
文字通り安倍自民党も野党共闘も正念場を迎える事になる。ここまで既存の政党・政治家を追い込んだのは、まったく無関係と思われる二人の人物の存在があったからだ。その一人は木村真という豊中市議だ。
その木村真氏が昨日の日刊ゲンダイ(3月17日号)「注目の人直撃インタビュー」に写真入りで登場した。 木村市議の事をここまで取り上げたメディアは日刊ゲンダイがはじめてだ。
「森友学園を礼賛するような政治家が総理大臣に就いていいのかということを、国民も真剣に考えなければいけないでしょう」と淡々と語る木村市議は、間違いなく今度の事件の英雄だ。
もう一人の英雄は、言わずと知れた菅野完氏だ。彼もまた日本会議に安倍首相とこの国が支配されていいのかと国民に問い続けている人物だ。ネット上では、菅野氏の出自や「しばき隊」のメンバーだった事などの好ましからぬ情報が飛び交っているが、今回の彼の告発は、それら批判を上回る勇気ある行動だ。
彼こそ、安倍暴政を阻止しなければいけないと主張し、行動して来た人物だ。本来は批判の対象であった籠池氏と組んであのようなインタビューを行ったのは、そこまでやるかという安倍首相に対する怒りであり、それを追及できない野党議員の体たらくに対する怒りだったに違いない。
野党が倒せないなら自分が籠池と組んですべてを暴露して、倒すと宣言したのだ。私は読売テレビのインタビューを菅野氏の姿を見ながら、文字通り命がけの告発であると見た。
木村真と菅野完の二人の英雄は、もはやこれ以上、森友疑惑で何もしないほうがいい。 後は野党と国民の責任だ。
どこまで安倍首相を追いつめられるか、その進展を見ていればいいのである(了)
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