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旅費の二重取りは氷山の一角

対岸の火事ではない。例えば、駅や空港までの送迎。送迎を受ければ、本来支給された旅費から差し引かれるのが本来。しかし、公私の別があるので、支給する側の交通費等の計算規定に従い支給されることになる。

今回の美馬市長への交通費支給は、公からの支給と、関係団体からの支給と考えれば、二重というより、公私のどちらかの方が問題と思いもする。

さて、対岸の火事でもない『視察研修』がある。誰しも経験があると思うが、研修先ではタクシーのチケットを頂いたり、配車をしていただくなどのケースは少なくない。私たちの視察の場合は帰ってから(視察終了)領収書で決済するようにしているから、送迎を受けた場合は参加者でお礼はするものの、交通費の(送迎部分の)請求はしない。(これを実費支給というのだろうか?)この辺りは、グループの各々でかなりグレーな部分ではないかと思われます。

悪意もなく、興味もなく、参加者の一人として行動している方もまた少なくはない。美馬市の出来事は、こちらに近いのではと報道見ながら感じる。肩を持つわけではないものの。

ただ、襟を正すこともまた重要です。

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