吉野川市議会議員

最近はやたらと畑の中に発電用の太陽光パネルが設置されています。近所で、この設置作業にかかわっている方は、当分は忙しいと話されていました。

しかし、一方では太陽光発電の電気買い取り停止の動きがあります。環境にやさしく、畑をするにも高齢化している。こんななか、検討し決断された方もおいででしょう。とりあえず、申請を済ませていただいている方の設備は利用するらしいですけど。

しかし、現在建築中の建物の屋根などはどうなるか分からず、工事を止めているとの情報もあります。

この背景には、原子力発電の再稼働が関係しているとも言われています。表立っては『太陽光発電が最高に発電すれば、それだけで十分に電力量が足りるが、それは天気のいい日中に限る。これでは安定して供給できない』というような説明。

これが本当なら、昼間の再生エネルギーで揚水力発電を稼働させ、昼間余った電気で、高い所にあるダムに水を揚げる。そして、電気の足りない夜間に発電するといいのでは。揚水力発電は、本来原子力発電が夜間無駄という批判への対抗案として、原子力発電を有効活用するということでの代物です。

いずれにしても、環境にやさしい再生可能エネルギーに問題があるなどというスタンスはどこかから必ず崩れます。電力会社が買わなかったら、その電気は無駄になってしまう？そうとも言い切れないように思います。

非常識な方策は早急に変更すべきと思います。