今回の視察を振り返って
先に、視察への声かけありがとうございました。まずは、関係者の皆様にお礼申し上げます。
写真は、伊吹山です。高速を高速走行する車内からの写真です。まずまずの映りと思います。
視察について
何がすごいといっても、豊中市の職員のスタンス。社会正義を背景に職員一丸で決めたことは実行する。また、市民の小さな声を聞き取ることのできる能力を身につける。そのための訓練も半端ではない。
リーマンショックから、保護費の需給請求は激増。いかに受給者を減らすかというのが目的ではなく、働きたいけど働き口が見つからない。借金地獄に陥った方も、弁護士とともに相談、解決していく。いろいろの取り組みの行きついた先が、年額2億円近い莫大な支給総額の減少。
激増で普通の支給額が横ばいでもすごいはずが、減額したという。
そこで、2時間を超える視察内容のメモの一部を掲載いたします。私の私的なとらえ方もありますのでご了承願います。
生活保護費への取り組みについての説明
生活保護に陥った方が、陥る前になんとかならないかと、前所長からの引き継ぎ
23年度から関係25部署があつまり、ネットワーク立ち上げ。生活困窮関係で考えていこうと、年3~4回の会議。取り組む課題を3っつとした。
困っている人への支援をより充実する。困っている人への支援であって、財政負担をヘスことが目的ではない。
『困れば福祉事務所いけ』で、私たちも困っている。毎年600件くらい増えていく現実。
リーマンショックの激増は半端ではなかった。要因を増やすのも大変だった。
23年から弁護士の契約。不当受給者への回収や、のみでなく裁判をやっている。
議員も様子を見に行ったりしてくれる。応援はあっても邪魔はない。すべての会派が応援してくれる。
12万円の生活費保障、国民年金7万円。5万円は福祉から支給する。
就労支援では、取り組んだ該当者のうち79%が、就労してくれた。
多重債務の相談業務 これも取り組み。収入はあっても借金。生活できない。破産させたり、整理させたり。消費生活課でやっていた。こことの連携で、生活保護に行くほうがいいのではとか、多重債務を自己破産、過払いを取り返せたりしたことも。
働き口が見つかり、就労先のその後の支援は、保護費が必要な程度の収入なら話ができるが、そうでない場合はどうなっているのか分からないこともある。働き出しても、また失業するケースもある。
定着支援の決め手がいまのところ見当たらない。
まだまだ、多くのことを学びました。2時間を超える集中したやり取りには、少し疲れました。
説明の中で、『私たちは必ず団結する。それは、福祉を食い物にしようとする層への対応は、個人では絶対に無理だから。やってはけないから』
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